新型コロナウイルス感染防止対策

2021年07月16日

東京都の新規陽性者が増加してきてジムの感染防止対策はどんなもんだろう?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんので当ジムでの取り組みをご紹介します。

厚労省でも発表しておりますように新型コロナウイルスには一般的に飛沫感染、接触感染で感染します。

まず飛沫感染。これはお互いがマスクを着用することでかなり可能性を減らすことが出来ます。(飛沫を出すことの低減+飛沫を吸うことの低減ですね。)

マスクをして運動するとマスクが口に貼り付いて息苦しくなることがありますので、マスクの内部に入れてマスクが口に貼り付くことを防ぐインナーフレームを毎日消毒済のものをレンタルしております。

さらに飛沫が目に入ることも防ぐ為にキックボクシングならミット打ちや2人組になっての技術練習の際、飛沫防止眼鏡もしくはフェイスシールドも着用、

総合格闘技なら技術練習(型練習)の際、飛沫防止眼鏡をマスクにプラスして着用して頂いています。

これらはもちろんジムで毎日消毒済のものをレンタルしております。

次に接触感染。マスク、フェイスシールド、飛沫防止眼鏡の着用により、自らが目・鼻・口を触ってしまうことを抑制出来ます。

ウイルスのついた手で目をこすってしまう等のリスクを防ぐ意味があります。

そしてここからが問題。スパーリングの時は相手の手足やグローブ等が目・鼻・口に接触してしまうリスクがあります。

当ジムではそれを解決する為に、マスクの上から、スーパーセーフ面という強化プラスチックで顔を覆うヘッドガードを着用して貰っています。

これにより接触感染はほぼ防ぐことが出来ます。

キックボクシングはもちろん、組技練習でこれを導入しているところはウチぐらいではないでしょうか。

最近ではSNS等見ていてもマスクさえ着けずに普通にスパーリング等の練習をしているジムが多く見られるのですが、私的にはジム会員の皆さんに絶対感染させないという立場からはNOです。

これが最初に緊急事態宣言が出ていた2020年4、5月に、どうやったらリスクなく格闘技を再開出来るんだろうと必死で考え導き出した答えです。

最後にエアロゾル感染。明確な定義はありませんが、飛沫の微細な部分の浮遊による空気感染です。

これに対処するには1にも2にも換気です。マスク着用によりそもそも飛沫のリスクは軽減しているのですが、密閉された空間に長時間いることは避けたいものです。

よってジムのドアは一定度常時開放、そして換気能力を増大するべくドアに向けて工場扇(工場の端から端に風が届くよう作られた超強力扇風機です。)で風を出しております。

ジムを入ると強烈な風に押し返されそうになる程です(笑)。開放部分に手をやると強力な風力で空気が出る部分と新鮮な空気が入ってくるのを実感出来ます。

室内には業務用エアコン、工場扇2基、扇風機1基、サーキュレーター2基、換気扇3基が常時全開で空気の滞留を防いでおります。

もちろん基本的な備品ドアノブ等の消毒、入り口での消毒液設置は当然行っております。

正直、どこにいるより感染リスクは少ないというところ迄徹底しております。

 

ワクチン接種が圧倒的に進むまであと一踏ん張りしましょう!(私は1回目終わり来週2回目です。)

安心してご利用下さい。お待ちしております。